推薦の言葉


リック・ウォレン著「健康な教会へのかぎ」(The Purpose Driven Church)は、私に大きな刺激を与えました。聖書が教会をどのように描き、どのような教会を目指しているかということにしっかり基礎をおきつつ、現代の文脈の中でそれを「目的主導の教会形成」と言う形で活かす姿勢に多く教えられました。日本という文脈や、教会制度の違いがありますので、そのままは取り入れられませんが、それぞれの環境で主体的に取り入れる価値のあるヒントが多く含まれていると思います。

私の牧会しております教会では、昨年初めから私たちなりのミッション・ステートメントを練り、今年一月の総会でそれを採択して、それに向かって進み始めました。

「健康な教会ワークショップ」が日本の教会に良き光を与えて下さることを信じます。

竿代照夫(インマヌエル中目黒教会牧師、イムマヌエル綜合伝道団代表、JEA宣教委員長)


「アメリカや韓国のメガチャーチのあり方は日本の教会にとって全く参考にならない」という訴えをしばしば耳にします。指導者の賜物や力量がその結実に大きく反映していると思うと、「到底私には無理だ」と思うからです。私たちが[教会の規模(繁栄)]を中心目標とする時、神の本来の目的から外れることがあります。「聖書的な教会論とは何か」、そのような関心をもっておられる方にぜひ今回の機会をお勧めしたいのです。「目的主導型教会」の理念は[教会の本質]に焦点を当てた教会形成のあり方について良きヒントを与えてくれることでしょう。

具志堅聖(日本福音同盟総主事)